発達段階に合った教え方

こんにちは。ABCサークル英語教室の原です。

前回の投稿で中学生には文法をしっかりと教えていると書きましたが、幼児や小学生には

違った方法で英語を教えています。

幼児には身近な言葉をインプット

幼児には身の回りにあるものの名前やあいさつをインプットして、それを使ったアクティビティーを

楽しんでもらっています。たとえ短い表現でも生徒同士でやりとりできるようになると

「おー!すごいなぁ」と感じます。幼児は特に耳が良いので、大人と比べてたくさんの音を

聞き分けられるといわれています。そのため、聞いた発音を同じように繰り返すことができます。

英語らしい発音を身につけやすくなるので

幼児期から英語をはじめるのがおすすめです!

小学生には…

幼児や小学生に難しい文法の話をしても理解できませんね。なので、小学校までは

『習うより、慣れよ』です。DVDやCDと一緒に発話して単語や表現を覚え

る宿題を出しています。週に1回50分ほどのレッスンだけではインプットが

十分ではありません。たくさん英語を聞いて、使える表現をどんどん増やしていき

レッスンではアウトプットをしていきます!

でも、文法が分かると理解しやすいこともあるので、少しずつ『英語のルール』を伝えています。

その時にも、「これがルールだよ」と文法を教え込むのではなく、生徒さんの気づきを大切にしています。

例えば ”I like sushi.” と ”He likes sushi.” 

中学生では三人称単数現在の説明をするのですが、小学生にはもっと分かりやすくします。

この二つの文章の何が違うかを考え、その後に例文をたくさん扱って、どんな時に

“s” が付くのか考えてもらいます。

このように、気づきを通して英語のルールを一緒に考えるのはとても楽しいですし、よく考えることで

記憶に残りやすくなっていると思います。

年齢や発達段階に応じた指導がとても大切だと思います。